JUN KOBAYASHI

気の向くままに赴くままに地球をふらり

シベリア鉄道に乗った話

まんまんまんまんがいちこのブログを楽しみにしていて、あれモンゴルで遊牧民と生活した話まだかな?って人いたらごめんなさい。

こっちのWEBサイトに載っけてあります。

 

http://kagelow.jp/backpack/episode1.html

 

えぇ真面目です。この上なく真面目です。面白い要素いっさいありません。大草原で野糞した話とか色々あるんですが、ただもうモンゴルはそろそろ飽きてきたので次いきます次。

 

シベリア鉄道に乗りました。ウランバートルからイルクーツクまで。イルクーツクがどこにあるかの説明はめんどくさいんで気になった方調べてください。32時間かかりました。楽しくなかったです。

 

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(イルクーツク駅でございます。やたらカラフルでございます)

 

そもそもなんで私が楽しくもないシベリア鉄道乗ることにしたのかと言いますと話は半年ぐらい前まで遡りまして、当時私は銀座のクラブで働いていたわけですが、そこのお客さんでですね、気難しい変なおっさんがいたわけです、でその人はかなりの博学とみえまして、毎晩飲みにきては様々なうんちくを披露しては帰って行くのでありました。私はそのおっさんが好きで、わりと楽しみに彼が来るのを待ってたりしたわけです。そんなおっさんがですね、ある日突然質問してきたわけです。お前は何がしたいんだと。なのでもうすぐ世界一周に旅立つ旨を伝えたわけでありますが、そしたらですね、そのおっさん。

 

「死ぬよ」

 

って仰ったんです。ええええ、ちょっと待っていくらなんでも、いやまじ失礼極まりないでしょ、それは言い過ぎだよおっさん。

普通なら何言ってんだこのおっさん、正気?ってなるんだけど、でもこのおっさんに関してはそうならなくて。何故ならそのおっさんめちゃくちゃ頭良くて、しかもなんかドン小西と美輪さんと江原さんを足して3で割ったみたいなスピリチュアルな雰囲気を纏ってて、とにかくオーラ(っぽいのが)凄くて。だからその「死ぬよ」の一言に不思議な重みを感じたわけです。

誰も死ぬために旅に行く人なんていません。じゃあどうしたらいいんだと。どうしたらおれは死なないんだと。そう質問したわけです。

 

「西に行け」

 

おっさんはそう言い放ったのです。いやアバウト〜〜

そんなこんなで私は中国スタートでシベリア鉄道に乗って西に向かうとにしたのです。

ほんとはアラスカスタートが良かったけど死にたくないもんね。

あとこの旅、猿岩石方式を採用していまして、「陸路で行けるところは陸路で行く」っていう自分ルールを課したので、飛行機に乗るつもりはありませんでした。

というわけでシベリア鉄道。初の陸路での国境越え。

決して気持ちのいいもんではないです。ドキドキヒヤヒヤでした。

なんてたってロシア人笑わないんだもん。ガチムチだし。

次回国境越えの話行きたいと思います。(気が向いたら)